本作はコメディとリアリティの境を意識して作られた映画で、 会話のテンポも良いし、ゾンビ映画としてやる事はやっている。 実際、映画館ではゲラゲラ笑う声が聞こえたし、自分も笑った。

しかし上映後、ふと冷めると全く満足していない自分が居ることに気づいた。 その原因を試行錯誤しているうちに気づいた。 あー、この話ってゾンビじゃなくても作れるじゃん。 ザ・ウォーカーやザ・ロードのような世紀末モヒカンヒャッハー的な 舞台でも殆ど同じ内容が作れる。

ゾンビ映画をよく研究はしているけれど、 はっきりいえばゾンビ映画に対する敬意は全くない。 見た直後は５星もあるかなとおもったけど、クールダウンした結果３星で。