CGと凝った映像はボンドの世界のリズムを変えている。そんなの無いほうがシャープでボンドらしいのに、何だ？同時製作のアメリカちゃんが入れたのか？オープニングも目が痛くなる映像で見てて疲れた。

消える車は唐突過ぎる･･･。ジョン･クリーズの足が歪んだ瞬間、「うわっ！！こんなところでバカ歩き（ジョン･クリーズが『モンティ・パイソン』で披露した伝説のコント）を見られるとはっ！！！」と感涙してしまったのに。まぁ、やるわけは無いんだけど・・。過去のボンドグッズの中に私の一番のお気に入りのワニちゃん（『オクトパシー』より）が飾られていたのは嬉しかった。しかし敵も味方も、いかにも荷物を積みにくそうな車をよう作るなぁ。「ミサイルはついてないけどトランクにめちゃめちゃ収納できるボンドカー、簡易バス・トイレ付き」とかのが、個人的には極地の任務には向いている気がする。

ボンドガールの評判は今作ではイマイチのようですが、私はハル・ベリーのあのムチムチプリプリキュッの身体に悩殺されました。顔も美しい。健康的な美しさがあって、いかにもボンドガールらしいと思いました。