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[コメント] バトルクリーク・ブロー(1980/米=香港)

ジャッキーはもっと喜劇なアクションをやりたかったに違いない。劇中ずーっと「やらされてる感」が漂う。いっそのこと天下一武道会ネタのみで展開させたほうが面白いかも。しかも広東語吹き替えとか主人公の名前を変えてるし…意味不明だ。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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アロンアロンアロ〜ン!って(笑

ジェリーでない意味がどこにあるっていうんだ!!

武道会の対戦表(黒板)にはしっかり「ジェリー」って書いてあるじゃねーか!

「ジェ〜リ〜!」という客の歓声も余すところ無くお届けされている…!

結構新しいDVDで観ましたが、英語は収録されておらず。

なんで?

本編。ローラースケートレースの「そもそもこの競技は一体ナンなんだ!?」的な雰囲気が大変よろしかったり、ドラゴンボールを彷彿とさせる天下一武道会(特に入場シーン)はかなり笑える。アクションにおいてもカンフーを輸入させるという意味合いではジャッキーが身体を張って期待に答えていると思う。お約束の椅子を使った格闘や、『木人拳』を思わせる修行シーンは◎。

ただ致命的なのは「見せ場」となるとんでもね〜アクションが皆無なこと。『酔拳』『蛇拳』などの初期映画にも「型の最終形態」とも言うべきカンフーと、「大ボスとの死闘」という見せ場がしっかり用意されていた。中期になるとこの形式がまた変わってくるんだけど。対してこの作品にはキッスとの格闘(中途半端だし甥っ子も邪魔すぎ)しか用意されておらず、最後はなあなあで終わってしまう。これではジャッキーが可哀想だ。

確かに後のハリウッド進出を考えると、この作品における意義がまた少し違ってくるんだけどね。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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