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[コメント] バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(1990/米)

幾多の本物、にわか、急造を含めた科学者に「これは変だ!ありえない!」と言われ続けながらも、それをバネにしエンターテイメント性を重んじ続けたロバートゼメキスの放ったパワーは、確実に世代の壁や時空の壁を越え続けるだろう。やっぱ誰が何を言おうとPART3のオチは最高である。
ジャイアント白田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







リオのカーニバルに負けない雰囲気プンプンな“ありえないカーニバル”が真っ盛り過ぎて、終始ストーリー展開に対して思わず条件反射でヘッドバンキング。うなずかないでどうするよ?

その“うなずき”集大成であるPART3のオチ。クララ・クライトン(セクシー老女ことメアリー・スティーンバージェン)とドグ(クリイストファー・ロイド)が1985年に来るシーンはホント最高じゃないか?シリーズ最終回で持ってくるって卑怯!

なぜならタイムマシンが機関車で子供満載。最初「なんで機関車やねん!んなアホな!」となりましたがキーワード“ピストン運動”を考えると当然の成り行きだと痛感。己の力の無さを確認し、ロバートゼメキスの落語家魂を肉眼で確認しました。

そして「今までは何だったんだ」と愚痴りたくもなりますが、お約束のドグからマーティ・マアクフライに贈る言葉のシーンはベタに感動しました。

多分、機関車はピストン運動による子沢山の証拠だけではなく、白紙の手紙は未来への切符も表しているのでしょう。恐れ入りました。

2003/2/8

(評価:★5)

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