長すぎるだろ？確かにここ最近のアクション映画で2時間越えするのはしょっちゅうだが、この手の内容の作品だったら1時間40〜50分くらいまで刈り込めたのではないだろうか？

確かに俺はアクションのかっこよすぎてストーリーがアホアホな映画でも大好きだ。

だが長かった。中だるみしてしまった

序盤と後半は面白かったのだが、刑事二人が登場した時辺りから少しずつ中だるみ。同じようなアクションの連続に少し嫌気が指していた。

しかし後半一気に巻き返し、刑事二人のギャグも冴えて来て、アクションも最強路線をまっしぐらし始めてきて、よかった。

それに『ブレインデッド』ファンの自分はゾンビの体に穴があく地点で最高だった。（まぁゾンビが銃を撃ってるのはどうかと思うが）

ガンアクションもかっこいいし、ラストのブレードアクションもかっこよかった。素手のアクションはかっこよかったが、何度もやられて少し「もういいよ」感があったが・・・・

ジャッキー・チェンみたいな素手じゃないからなぁ、、、まぁそれでも楽しめたからよしとしよう

ストーリーが無茶苦茶だろうが問答無用。

ハリウッドや香港なんて眼中に無いみたいな監督の野心が溢れていて最高だったのだが・・・・・

キャラも個性的が良いが、どこかで・・・あっ、『鮫肌男と桃尻女』だ！

そう、ここいはあらゆる日本映画や、ホラー、アクション映画が詰め込まれているのだ。これだけかっこいいアクションを撮れるくせに、どこかで見た事あるような。

確かにそれらの映画が好きな人にとっては滅茶苦茶楽しめるはずだ（実際俺も楽しんだ）

だが問題はこの監督はそんなちいさなところでとどまろうとしていないって言うところ。この監督はもっともっと先を見ているはずだ。それなのに『マトリックス』みたいにパクりまくったような作品で野心を表現するんじゃなくて、もっともっとぶっ飛びまくっている所を見せてくれ。

これじゃ本当に壮絶なオタク魂で終わってしまうぞこの監督。

某映画雑誌も言っていたが「この監督に必要なのはプロ意識」とのこと。俺もそう思う。

5点あげてもいいのだが、そういう理由で4点