スペースシャトルのバックに輝く星々が見るからに偽物。電球を使うからこうなるんだよ。ＣＧはこういうときのためにあるのだ。予算の使い方を間違えている。って、それ以前に宇宙のシーンがいらないか。ウパー！

宇宙ＳＦのお約束。突然襲う隕石群。宇宙も狭いな。ウパー！

「同じ生き物に見せるんだ。」服を脱ぎ捨てる２人。うわー、話には聞いていたけど、実際に見ると間抜けだー。ウパー！

北京原人が復活したというのに、やってるのは調教ばかり。「研究」してないじゃん。ウパー！

秘密にしてきた北京原人を、陸上競技大会に出場させていいのか？丹波哲朗「いよいよ世界が驚くときが来た！」そうか、これが北京原人の公開の場なのね・・・。（何故に学会で発表しない？）ウパー！

「あのゼッケン１７番、何か変じゃないか？」何かどころじゃないよ！早く気付け！ウパー！

テレビアナウンサー「タカシ選手について、研究所は詳しく述べようとしません。」えっ、公開するんじゃなかったの？ウパー！

「北京原人が現代に生きるのは無理だ。」いや、現代社会に生きるのが無理なんじゃなくて、あなたたちと生きるのが無理なんだと思いますが・・・。ウパー！

「俺達は北京原人のことを何もわかっちゃいなかったんだ！」そりゃあ、陸上競技会に出場させるようなじゃなあ・・・。ウパー！

万里の長城で雄叫びをあげる北京原人。野性に返ったからって、わざわざ着ているものを脱ぐか？ウパー！

突然、ホーミーを歌い始める北京原人。あまりの唐突さと、態度の豹変ぶりは、怪しい電波でも受け取ったみたいだ。（ホーミーの声は、Ｂ級ＳＦの電波の効果音そのもの）ウパー！

そして北京原人は奇妙なダンスを踊りだした。ああっ、やっぱり電波が？ウパー！

それと一緒に踊り出す女優。もう、ついてけません。ウパー！

そしてゾウマンモスに乗って去っていく北京原人を見送りながら緒方直人は呟く。

「ウパー、か。」

ウパーッ！！！