川を眺める主人公ふたりのラストシーンを見る限り、明確な地雷撤去せずな環境の下、その後の幸せに「？マーク」がつく。まあ、そんな関係性を踏まえて何とかやってるのが人間社会だけど。

１つ思ったのは主人公(麦2.0のほう)は朝子の東京の友人である舞台女優の彼女と付き合ったら良かったんではって。 初めて三人で飲み行った帰り(朝子は先に帰った)、別れ際のやり取りが凄くしっくりきたっていうか、このふたり合うなって思ったけどね。終わってみればオレ的には１番ニッコリ顔で観れたシーン。

まあでも、麦(獏)の浮世な無責任放浪っぷりが物語を撹拌してるだけで、「ああ、なんか変な夢見たな」って感じ以上でも以下でもないかな。 作劇的に安易だしやたら作り物感(もちろん映画は作り物なんだけど)が。特に震災後に徒歩で帰社する途中でバッタリ再会大好きだよ〜なシーンはどうなんよ(笑)

ドリフでさんざん笑わせてもらった今は亡き仲本工事出演にオマケの3点。