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[コメント] ラブINニューヨーク(1982/米)

B級調のハチャメチャな物語が、主人公の揺れる思い切なく響くラブコメへと昇華する、ロン・ハワードの監督2作目とは思えぬアイデアマン的演出が光る佳作。主役3人の静・動・美の魅力や、バカラックの名曲「愛のハーモニー」の使い方もいい。
ナム太郎

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







例えば初めて結ばれたウィンクラーロングが毛皮にくるまりながらバスタブでキスをするシーンの鮮やかさは、その前に初めてキスをする2人の姿を遠慮がちに遠めに捉えたショットの我慢強さが効いているからだ。

ちなみに前述の「愛のハーモニー」は、本作ではロッド・スチュワートが歌っているが、数年後にディオンヌ・ワーウィックらがエイズ基金のためにと歌ったバージョンが有名。確か当時の全米チャートで年間No.1にも輝いたと思う。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] ゑぎ

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