[コメント] ラブリーボーン(2010/米)
主人公が殺されるまでの前半は悪くないが、長いCGに違和感を抱く後半は物語展開も散漫。次女の突入というサスペンス効果や、サランドンの個性、ウォールバーグの執念等、せっかくの好要素が全ておざなりに終わったのが残念。
「金庫」が捨てられ、汚泥の中に沈んでいくシーン等には素直に感動したのだが、つまるところジャクソンは、それが自分の専売特許とばかりにCGに頼り過ぎることはなかったのだと思う。CG以上に彼が稀代のストーリーテラーであることを認めている人は多いのだから、彼にはもっと正攻法な映画作りを志してほしいと思う。
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