[コメント] ゲロッパ!(2003/日)
これはもうひたすらナニワの新喜劇。そのコテコテ感を受け入れるかどうかでこの映画への思い入れ度が定まってしまう。個人的には子どもの頃から慣れ親しんだその匂いに降参。父上へのオマージュ的な藤山直美の出演だけで泣ける。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
のっけからこんな状態だから、クライマックスの西田敏行がステージに上がり「Get Up!」を熱唱するシーンから常盤貴子との抱擁シーンにかけては号泣状態。あれを「お父さん!」でなく「お父ちゃん!」とやるところが浪花節。あそこで泣かずにどこで泣くというくらい泣かされた。
というわけだから、最後の発表会のシーンも、あれはステージでいうと大団円の中で幕が閉まるようなものとして受け取った。涙々で終わりにしない、ここもやはり新喜劇。
井筒和幸のこのちょっといい映画、好きだ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。