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[コメント] この森で、天使はバスを降りた(1996/米)

この映画はもっと感動させられた筈だ。(2003/01)
秦野さくら

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画、語りすぎ。

過去は、自ら語ってはいけない。誤解のなかで、相手が偶然知るところとならなければならない。

罪は、やすやすと告白してはならない。思い切り悩み、苦しむ姿を描かないでどうする。

まとまってはいたが、いまいち心に響かない。(★5の量産を狙えるストーリー展開なのに、「及第点」の★4が突出している結果をみても、その感想は私だけではないようだ)。その理由を自分なりに考え、上記のような結論に。パーシーも、ハナも、不動産屋のおやじも、とにかく自分を語りすぎ。「間」を作る我慢強さが欲しかった。相手との距離が容易く縮まってしまうのは、こういう話には致命的だと思う。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)緑雨[*] _da_na_ ざいあす[*] けにろん[*]

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