全体的に説明不足、ゆえに各場面・各キャラの動機が不十分で予定調和的、極めつけは寒い台詞。その例を挙げるときりが無いのでやらないが、１番分からないのが

何故ゆえに猫の国なのか？

主人公が異次元世界に行くことになった下りもありきたりで、その異次元世界の存在理由も分からなければ意義もわからず。ハイテンションなセリフ吐かれてもついていけない（赤面）。極めつけ「自分の時間を持つ大切さ」と言われてもハイ？という感じ。大体、現実世界の描写ですら「？」という感じなのに、ほかに二つも異次元世界出すからワケわかんなくなるのではないか？

姫を助けるナイトも一人でよいのではないか？

バロンいるのにいきなり王子様出てきても。実は白猫が昔助けた猫って、おい・・。敵味方入り乱れ、何がなんだか・・混乱混乱。王様とのおっかけっこも意味不明。

・・ていうか、バロンを出したかった（出さなきゃいけなかった）ってことですよね？すべての元凶はソレ。そのカセが無かったら、もう少し話を交通整理出来たんじゃないでしょうか？

あの巨大迷路も・・寒い。

まるで、一昔（いや二昔前の）「りぼん」のノリ。柊あおいまんま。

『となりの山田くん』がダメとか、『平成狸合戦ぽんぽこ』がダメとか、そういう「ダメ」と、「ダメ」の質が違う。あぁ・・、もう、本当にダメダメでした。

（やっと若手の監督が作品を出せる環境ができたということで）いい意味でも、（ジブリが持つ魅力が反映されていない、面白くないということで）悪い意味でも、ジブリを感じさせない作品だった。次回の作品に期待します・・。

あぁ、もうガッカリ（涙）

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ただし、落下シーンの作画は秀逸だった。（しかし、ジブリ作では無いと思われる）

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（しつこく愚痴追記）・・だって、とっても期待してたんだもん・・

猫の国って、なんですか？？

監督が描いた「異国」は、あれですか？？

私には人間の国とあんまし変わんないように見えました。

だって・・キャッチに「猫の国」「猫の国」強調されてるし。「自分の時間をもとう」なんていうし。

私は、ただ、まわりにいるのほほん（でも結構生きていくの大変なんだろうなぁ）な猫ちゃんたちの世界にトリップできるんだって、そればかり期待してたから。

・・・・ただの私の独りよがりかな。でも結構そう思っていた人、多いんじゃないかな。

・・・はぁ、またもやこんなに長く、駄コメントを書いてしまった。すいません。