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[コメント] 幕末太陽傳(1957/日)

佐平治の軽快な明るさが際立つ一方で、どことなく悲しい雰囲気もただよう。「地獄も極楽もあるもんけぇ!」と叫んでどこまでも逃げ出すラストの佐平治のなんとちっぽけで悲しく見えることか。
三郎

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「ラストシーンは墓場を抜けて、スタジオ、セットの外まで逃げ出すシーンをどこまでも撮ろう」という川島監督のアイデアを今村氏が必死に止めた、というのはあまりに有名なエピソードだが、そういうのも見てみたかったと思う。でもやっぱり当時の一般常識(今でもか?)からしたら、やはり許されないシナリオだったのだろうか?

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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