[コメント] 名探偵コナン 水平線上の陰謀〈ストラテジー〉(2005/日)
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コナンが真犯人に気付く辺りのワクワク感と言いますか、謎解き系の「違う、何かおかしい。何だ、何が間違ってるんだ」みたいな自問シーンって、見飽きたクセに燃えますよね。しかも小五郎のことをパーティの客と一緒に「バカだなぁ」と思った自分がいるわけで、それを踏まえて「小五郎だけが気付いていた」みたいなのがちょっと上手い。こっちはつい「おぉっ!あぁっ?」っていう気分になるわけですよ。ハッキリ言ってトリックは子供騙し(まぁいつものことですが)なんですが、その並べ方や見せ方が上手く機能している感じがします。
逆に惜しかったのは、コナンと蘭の恋模様とか思い出とか貝で作った金メダルとか、各キャラクターのサイドストーリーがちょっと多過ぎで長過ぎなところ。本格的に事件が始まるまでに時間がかかり過ぎるので、短い作品の割にちょっとダレを感じました。まぁそれが後半の謎解きとアクションとの対比になってはいるんですけどね。でもそのお陰で最後、僕は蘭が閉じ込められてることなんてスッカリ忘れていました。僕がコナンだったら間違いなくあのまま救命ボートで脱出してますね、うん。
それにしてもですね、コナン君のメインテーマ曲ってホントに何であんなに格好いいんでしょう。劇場版でもあれもっと有効活用すべきだと思うんだよなぁ。ボートで日下を追って麻酔銃で捕まえるシーンとか、あれ流したら絶対ビンビンに格好いいと思うんです。ZARDより絶対あっちだよなぁ。
あとこれは誰もがツッコんだと思うのですが、貝の金メダルのヒモ、ちょっと丈夫すぎです。
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