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[コメント] ブルークリスマス(1978/日)

青い血のみなさんも、口の中はちゃんと赤いんですよね。UFOがらみでなければ傑作になったかも。天本英世の怖ろしさは、本作品が白眉。
水那岐

まあ、UFOのことは放っておいて、自分が政府によって惨殺されてゆく一般市民の姿を見せ付けられて、思わず盗作したくなった作品の一つだったりします。

「ゴジラVSビオランテ」が結局作品化の栄誉を握った「ゴジラ」プロット募集で、自分はこんなプロットをでっち上げました。

原爆のキノコ雲をステージに飾るロックバンドのヴォーカルが、ライブがはねて外に出たところひとりの少女に引っ叩かれます。少女の父母は被爆しており、弟もその血をひいて生まれながらの白血病だったのです。ヴォーカルはそれをすまなく思うものの、それよりは少女の美貌に惹かれて彼女を東京湾のクルーズに誘います。しかし、そこに世界の核実験を潜り抜け、もはやオーロラのような怪しい光を放つ超怪獣と化したゴジラが現われます。目を伏せた少女は無事だったものの、ヴォーカルはその光に目をやられ、さらに放射能を受けて被爆してしまいます…一方、平和ボケ日本に愛想をつかした自衛隊青年将校は、来るべきゴジラ上陸のXデイに備えるとともに、ゴジラ亡きあとの東京でのクーデター計画を画策していました。その頼もしい旗手として選ばれたのがヴォーカルです。彼は放射能によって体に異状をきたした、という名目のもとに、大規模な放射能巨人への改造を施され、ゴジラに立ち向かわされるのです。その「使命」のために、原爆症を患う人々や彼らへの支援者は危険分子として逮捕され、日本全体に核への間違った知識が広められます。そしてXデイ。親たちにはぐれて兵士たちに追われる少女が目にしたのは、改造されたかつてのロックスターとゴジラの死闘でした…。

やっぱり、発表しなくて良かったですなあ。(^−^;)

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)甘崎庵[*] sawa:38[*]

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