[コメント] her 世界でひとつの彼女(2013/米)
ホアキン・フェニックスのダイアログ風モノローグも、スカーレット・ヨハンソンの声も、それぞれに魅せる。が、新しくない。見えない相手に対する恋慕なんて古今東西いくらでも描かれてきた主題だし、それを超える映像的妙味も作劇の工夫も見られない。
「肉体」の代わりとして雇われた女性が訪れてきた、あのシーンだけが創造的破壊を期待させたのだが、深く突っ込むこともせずあっさりと終わってしまう。
ちょっとだけ未来を感じさせる、ふわっとしたルックはいい感じ。近未来的ガジェットでもう少し楽しませてくれれば。
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