[コメント] ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー(2018/米)
かつての名画で描かれてきた話法がスターウォーズの世界に反映されていることに魅力を感じる。
チューバッカやミレニアム・ファルコンとの関係の起源が描かれてしまうと、やはり一通りシリーズを観てきた者には沸き立つものはある。
が、それ以上に、かつての名画で描かれてきた話法がスターウォーズの世界に反映されていることに魅力を感じる。序盤の戦場シーンは、塹壕戦などを描いた第一次大戦ものの映画を連想させるし、列車強盗は『リオ・ロボ』を彷彿とさせる。ポール・ベタニーの司令室におけるクライマックスシーンで三者・四者が対峙するシーンはマカロニをはじめとする王道の興奮を覚える。
キャラクタもよい。エミリア・クラークのファム・ファタール的存在が謎を残したまま終わるのもよいし、ウディ・ハレルソンの複雑な人物造形もよい。
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