[コメント] スウィート・ヒアアフター(1997/カナダ)
閉鎖的コミュニティをできるだけ偏向なく描こうとする試み。
コミュニティへの介入者たるイアン・ホルム演じる弁護士にその場とは別のドラマを背負わせることで断罪者たらせないことや、作中でのネイティブ・アメリカンの描き方、これらに作り手のこの手の題材を扱う細心さが見てとれる。閉鎖されているが故に歪んでいるコミュニティなんて傲慢な結論を映画は出すことはなく、ただ対象を静謐に描こうとする。
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