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[コメント] のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009/日)

のだめ(上野樹里)で笑って、ラストの演奏会でほろり涙。そんな「のだめ」の王道的展開は今回も健在。だって、のだめが泣くと伝染しちゃうんだもん! けど、後編があるとは言えこんな終わり方、切な過ぎるよ。のだめ人形がこんなに悲しく見えたのは今回が初めて(>_<)
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







のだめ、テンション高くて可愛い。上野樹里じゃなくてのだめ。まぁ、上野樹里の演技なのだけれど。

いつものように投げ飛ばされるのだめ人形。

噴水池に陥落するのだめ人形。

ずるずる引っ張られるのだめ人形。

最後にバタンって倒れてクビがもげちゃうのだめ人形。

最後のシーンは、コメディカットとしてじゃなく用いられた初めてのシーンじゃなかったかな? 映画が終わってからもしばらく悲しい気分になりました。

プリゴロ太のかずお君時計が止まってて時間が進んでなくて、せっかくの千秋の演奏会に遅刻するのだめ。いつも一歩先に行っちゃう千秋と、幸せならついついそこで立ち止まっちゃうのだめ。2人の差が如実に現されてるシーンだと思いました。

でも、ラストまでののだめの破天荒ぶりは健在で、安心できるコメディに仕上がってました。

特に、僕が好きなシーンは「妻ですぅ〜。粗茶ですけどぉ〜」とか言いながら、底なし湯呑みをひっくり返しながら孫Ruiをもてなす(?)シーン。

マングースたちと「千秋先輩と初競演!」のチラシをばら撒きながら変態の森への誘いの舞いも爆笑しました。

マングースみんな白目だしw

あと、想像以上にオーケストラのシークエンスは映画向き。劇場の音響も相まって、思わず演奏会に参加してるかと思わされる客席視点。

いい音楽をいい環境で聴くだけで、涙腺が緩んでしまいます。

全体が面白くてキュートなだけに、最後が悲しくて悲しくて。

ズルい・・・

ラストのスタンディングオーベーションの中、俯いたままののだめ。

雨の中、ずぶ濡れになって彷徨うのだめ。

そして、前述したのだめ人形。

デートムービーとして定番の筈ののだめで2人して泣きながら帰ってきました。

「どうせ、もうすぐ耳が聞こえなくなるミルヒの仕業なんだろうけど!」「のだめの成長のためなんだろうけど!」とか2人で言い合いながら・・・(笑)

こうなったら、後編では是非とも2人の協奏曲を実現させてくれないと、もきゅ〜(>_<)だし、ぎゃぽーっ!だし、むっきゅ〜!だぞ!、と。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)カルヤ[*] りかちゅ[*]

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