[コメント] エレファント(2003/米)
全編乾いた客観描写で一貫しており時間と空間を交錯させる処理がカメラの客観性を倍加する。またステディカムの多用も同様、カメラの存在を観客に否が応でも突きつけてくる。そしてこの演出家は観客に突きつけて放り出し何の落とし前もつける気がないのだが、しかしその戦略と演出技巧はうまく整合している。狡猾な感は否めないが。
(ゑぎ)
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