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[コメント] ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ)

エンディングに向かう話の運びは、いくらなんでもメチャクチャ過ぎるとは思いますが、そんなことは気にしない、というスタンスで行こう。(多分、本当にメチャクチャな国なのだ)。
ゑぎ

 さて、オープニングのヘリコプター撮影(?)からしてなかなか凄い撮影で、これがCGだとしても、かなり良い出来のCGだと思う。全編にわたって良いカット、シーンは沢山ある。主人公マーク・ウォールバーグの相棒となるマイケル・ペーニャとの最初のからみの唐突さだとか。ヒロインであるケイト・マーラの描き方のきめ細かだとかもいい。悪役としては、ダニー・グローヴァーイライアス・コティーズネッド・ビーティと出てくるが、グローヴァーとビーティも、とても貫録のある造型だが、コティーズのイヤラシさがいい。中盤で、マーラがコティーズに捕まり、拷問されるのだが、こゝが自主規制のように、かなり割愛されているのは勿体ない。本来は、もっと暴行される場面があるべきだろう。拷問シーンということでは、ペーニャへのそれはかなり痛いシーンだ。

 車椅子のラデ・シェルベッジアを殺しに行く一軒家のシーン周りが一番の見どころか。手製爆弾の火炎の量からして。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)jollyjoker

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