[コメント] ロスト・ハイウェイ(1997/米)
「画面と音を堪能すること」が映画を見る楽しみの第一義だ、という人には大いにお薦めする。ま、なにはともあれパトリシア・アークェットの裸身の迫力。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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とても面白い。ストーリとしての辻褄合わせをせずにはいられない人や、映画からどうしてもメッセージ性を汲み取らないと気が済まない人には薦められないが、私のように「画面と音を堪能すること」が映画を見る楽しみの第一義だ、という人には大いにお薦めします。
巻頭から数分は夜の屋内シーンの画面が暗すぎて、映像作家としての野心は理解できるけれども「いくらなんでもなぁ」と思いながら見ていたのだが、パーティシーンで白塗りのロバート・ブレイクが登場してからは怒濤のようにスペクタクルが押し寄せる。ロバート・ブレイクがいいです!ロバート・ロジアがパッシングした車の男を殴りつけながら説教するシーンも傑作。『ブルー・ベルベット』のデニス・ホッパーには劣るかもしれないが、狂気的な演技だ。
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