[コメント] ゴーストタウンの決斗(1958/米)
この映画は再評価されてしかるべきだと思う。一貫したルックをもっている。ラストの決闘シーンのカッティング・イン・アクションもお手本のようだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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野外シーンの多くは、雪を頂いた山並みをバックに展開される冬の西部劇で、登 場人物も皆一貫して冷厳さがある。ウィドマークとヘンリー・シルバの悪役ぶりもいいが、前半で殆ど喋らないロバート・ミドルトンが後半になって俄然目立ってくる構成が良い。撮影・編集も非常にきめ細か。ラストの決闘シーンのカッティング・イン・アクションもお手本のようだ。
しかし、5人の悪党どもに拉致されたパトリシア・オーウェンズに対して全くエロティックな見せ場を作らないところが、ジョン・スタージェスの限界か。
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