とにかく信頼できる策士がいるってことは頼もしいということが、さらによく分かりました。

雲を見て、風を知る。一見嘘っぽい予言もすべては培ってきた気象学の賜物。 とにかくそれを信じて策を練る。

10万本の矢を集めることを約束した孔明金城武の奇想天外な集め方。 多分、敵のものを盗むしかないと思ってはいたものの、あのアイデアには圧巻です。

期限までにもう時間がないのになかなか動こうとしない、孔明に不安の募る魯粛ホウ・ヨンの気が気でないやりとりが面白かった。

また、炎の中、戦隊を組んで進んでいく様は、度肝を抜くものですが、 実に理にかなった戦術で、考えたなぁと感動してしまいます。

本当にこの作品のすばらしいメッセージはみんない届いたはずです。 人を信じ、愛することの大切さを。

とにかく劇場の大きなスクリーンで観る事をお勧めします。

スケールから言えば、今まで見た中でも最大級かと思いますので、 一度劇場で見てから、DVD鑑賞がいいのではと思います。

最後に前回に続き、私は関羽のファンであります。 人間的に、尊敬できるなぁ。