コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] プライベート・ライアン(1998/米)

革命的作品。現在まで続くプライベートライアン以降はそれを十分に証明している。しかし何よりスピルバーグに受ける感銘は「ジョーズ」の引きだしで戦争を撮ってみせたその危うい(または悪魔的)天才性、または危うさを感じさせるからこその天才性である。
週一本

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







戦争映画ではプラトーンやフルメタルジャケットが示した枠組みをさらに押し広げ

映像的な表現としてあらゆるジャンルで新たな指針となった。

イージーライダー、タクシードライバー、2001年宇宙の旅がそうだったように

プライベートライアンとパルプフィクションは僕の世代にとっての革命だと思っている。

生死を分かつものなど何も存在しなかったようなノルマンディー後の

それでも生き残った者たちを描く後半(というか冒頭30分以降)も僕は好きだ。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (4 人)死ぬまでシネマ[*] Orpheus けにろん[*] ぽんしゅう[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。