[コメント] プライベート・ライアン(1998/米)
革命的作品。現在まで続くプライベートライアン以降はそれを十分に証明している。しかし何よりスピルバーグに受ける感銘は「ジョーズ」の引きだしで戦争を撮ってみせたその危うい(または悪魔的)天才性、または危うさを感じさせるからこその天才性である。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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戦争映画ではプラトーンやフルメタルジャケットが示した枠組みをさらに押し広げ
映像的な表現としてあらゆるジャンルで新たな指針となった。
イージーライダー、タクシードライバー、2001年宇宙の旅がそうだったように
プライベートライアンとパルプフィクションは僕の世代にとっての革命だと思っている。
生死を分かつものなど何も存在しなかったようなノルマンディー後の
それでも生き残った者たちを描く後半(というか冒頭30分以降)も僕は好きだ。
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