撮監督に必要な、細やかな感受性が圧倒的に足りないと感じる。

シーンのつなぎが無駄にフェイドアウトと、余韻を感じることもできないプツン切れ。 重要な一言が、よく聞き取れないイライラ。 いきなり大きくなり、それがまたオーバーな演出で興ざめな音楽。 丁寧に追っていくストーリーとはいいがたいダラダラ感。

そもそも尾崎大西信満のダメさ、あきらめ、やさしさを併せ持つ目の力が足りない。