[コメント] アメリカン・ビューティー(1999/米)
自分にとって本当の幸福とは何かということを考えてしまった。2000年に見た映画で一番好きな映画。
私はとても感動して泣けて、見た後も爽やかだったのだが、友人数人は後味が悪すぎるという。仲間内で評価が大きく分かれた(2000年5月20日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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うわべだけの豊かさや美しさや強さに支配されている人間が、さらに欲望に邁進し、破滅の道を辿る。 死の直前になって初めて自分にとって本当の幸福とは何かが見える。
実体験の少ないエキセントリックな少年は風に舞うビニール袋に美(=幸福)を見い出すが、 主人公レスターはかつて幸せだった頃の家族写真に写る自分達夫婦と娘の姿を見た後、 これから未来のある娘の幸せを願う気持ちが自然と溢れ、そのことに幸福感を噛み締める。 娘の同級生から、娘が幸せそうだと聞いた時のレスターの笑顔が目に焼き付いている (2000年5月20日)
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