[コメント] オール・アバウト・マイ・マザー(1999/仏=スペイン)
女に生まれた者と、女として生きると決めた者へのエール。よく言われる「女は女優」と
いう言葉が、この映画ではまったくの厭味でなく最大の賛辞なのだと感じた。
明るい希望に満ちたエンディングも清々しい。
実生活で「女は子を産む性」と言われるのは鳥肌が立つくらい嫌い。
だが、女に生まれた者・女として生きることを決めた者は、 たとえどんなに追い詰められて厳しい状況に置かれても、 前を向いて機転をきかせて「何か」を育くむことができるんだ、 みんな頑張っているんだ…というポジティブなメッセージに素直に感動した。 女は女優というセリフに真実味を感じた。
明るい希望に満ちたエンディングによって、見たあと力が湧く作品だ。 (2001年1月10日 DVD)
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