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[コメント] 十戒(1956/米)

年代から考えて私にはすごい映像です。しかし、この映画が私を完全無神論者にしたのだ・・・その結果は、良かったのか、悪かったのか・・・
ぼり

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「十戒」の戒律「自分意外の神を崇拝するな」(うろ覚え) と言うのは、「何も救済しなくても、オレを絶対敬え!!」。 全く持って、小さい頃の私には、「自分勝手な神だな・・・」 と思ってました。というかこの絶対度合いはファシストでは?

自分意外の神を崇拝したので「天罰」という形で 間違いということを示した。 かといって彼等は間違っていたのか?「否」である。 私の考えでは「神というのは、人々の心にそれぞれある」のだ。 そこまで、自分を絶対的な存在だと過信するのが「神」 であるとすれば、私の中ではそんなの「神」とは認めない。

この「一人一人の神」を認めないから 宗教で紛争なんて起こるのだ。

「それでも、あなたは神を信じますか?」

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (5 人)hideaki[*] KADAGIO[*] にゃんこ[*] sawa:38[*] はしぼそがらす[*]

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