松平乗道の映画ファンのコメント
けにろんのコメント |
日本の首領 野望篇(1977/日) | 鶴田退場で均質化された世界は強度を増しつつ政財界を巻き込み拡散する。乗っ取り戦の前段から海外利権を巡る後段へと脇で牽引する藤岡や小池のテンションこそ肝。大騒ぎの後方で沈鬱な松方のどマジメぶりが愛しくも笑える。テンコ盛りです。 | [投票(1)] | |
やくざの墓場 くちなしの花(1976/日) | ポリシーありそうで実は結構流される主人公がヨレヨレに疲れ切り団地の部屋の万年床にぶっ倒れる遣り切れ無さに激しく涙する。遠くハリー・キャラハンから大門に至る思いが錯綜し堪らん感慨があった。加えて梅宮の煌めく男っぷり。 | [投票(2)] |