クリストフ・フリーデルの映画ファンのコメント
ぽんしゅうのコメント |
グンダーマン 優しき裏切り者の歌(2018/独) | 遥かに臨む発電所の不気味。むき出しの露天採炭場の荒涼。巨大な採掘マシーンの威容。社会主義経済を支える武骨な風景が印象的だ。グンダーマンは労働者として、詩人として、すなわち個人の意志として「個人」のための理想社会の実現を頑固に信じた若者なのだ。 [review] | [投票(1)] | |
ウィスキー(2004/ウルグアイ=アルゼンチン=独=スペイン) | 3人の心の中に何かが起きているに違いないと感じさせながら、何も見せない。見えないが確かに伝わる機微。それは、我々が日々経験する人と人の間に見え隠れする心。ただ見つめるだけのフィックスショットが、観る者の想像力を掻きたてる映画ならではの醍醐味。 | [投票(6)] |