★5 | レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009/中国) | ここまでされれば、もう堪能するしかない。原作未読のため、原作と比較する労力がいらなかったのも良かったかもしれない。前半のじっくり描かれる人間ドラマ、孔明の奇想天外な見事な策略、じりじりした最終決戦へ向けての緊張感、最後の度肝を抜く怒涛の突撃と、終始ハラハラドキドキしっぱなしだった。批評はもうどうでも良い。というか、できない。これだけの作品を制作した熱意にただ脱帽するしかない。 | [投票(3)] |
★3 | 青い凧(1993/中国) | 政治が人間の運命をいとも簡単に変えてしまうことに、やり切れなさを感じた。現実を現実として受け入れて、平凡な日常を慎ましく生きていこうとするシュー・チュアンの姿には感動した。個人的にはシュー・チュアンとリーおじさんとのほんの一時のささやかながら、幸せな生活に、芯からのぬくもりをもらえた。 | [投票(2)] |
★5 | さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港) | 大作だが、冗長さもなく、3人の生き様を描ききった傑作。鑑賞後、意識が朦朧とするような濃密な作品。 | [投票(7)] |
★5 | レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾) | 恥ずかしながら、三国志は読んだこともないのだが、ここまで丁寧に人物を描いてもらったので、好感が持て、個人的には大満足だった。武将にスポットが当てられて、現実からしたらありえないような大活躍に興奮した。ドラマもじっくりと描かれ満足。最後まで映像、ストーリー、アクションシーンなどで魅せてくれた。後編も楽しみだ。三国志ファンから見ると甘すぎると言われそうだが…。これを見て三国志を読んでみたいと思った。 | [投票(1)] |