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ピナ・バウシュの映画ファンのコメント

ピナ・バウシュ 夢の教室(2010/独) Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011/独=仏=英) そして船は行く(1983/仏=伊) トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン) 嘆きの皇太后(1989/独)が好きな人ファンを表示する

水那岐のコメント************

★3ピナ・バウシュ 夢の教室(2010/独)愛玩と制裁。平静と激情。ありとあらゆる地上の官能を白日のもとにさらけ出し、上品な大劇場の舞台上にぶちまけるバウシュの舞踏『コンタクトホーフ』は確かに傑作だ。それが少年少女の伸びやかな肢体をもって演じられるのは見ものには違いないが、一応の完成を見るまでの軌跡では、予想済みのことながら未熟といううらみがあった。あまりにも惜しい。[投票]
★4Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011/独=仏=英)暴力的なまでに、舞踏家たちの奥底から搾り出される熱情と愛憎が叩きつけられるパフォーマンスは決して舞台を選ばない。ステージであれ、街中であれその「身体言語」による絶叫は我々の精神に直接に働きかけ、圧倒的な衝撃を与えてやまない。セクシュアルにして人間の根源を突き、それゆえに普遍的であるこの作品たちを記憶するこのフィルムは永劫の価値を持ち続けるだろう。[投票]
★4トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン)マザコン、ホモ、ストーカーと、今ふうに言ってしまえばイタイ男の代表のようなハビエル・カマラだが、愛情に対して純粋であり過ぎた男だったとは言えないだろうか。 [review][投票(4)]