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パク・チアの映画ファンのコメント

悲夢(2008/韓国=日) ブレス(2007/韓国) コースト・ガード(2002/韓国) 春夏秋冬そして春(2003/独=韓国) クローゼット(2020/韓国)が好きな人ファンを表示する

水那岐のコメント************

★4悲夢(2008/韓国=日)ギドク監督美学の真骨頂である。オダギリが饒舌に日本語でまくし立てたり、美術に過剰なまでに力が注ぎ込まれていても、基本ラインは彼の得意とする寓意的な情愛の姿だ。お互いに残酷な試練がなければ成就しなかった愛情は、まさに現実から飛翔するところでプライベートな成立の形を成す。[投票]
★4ブレス(2007/韓国)天女と美貌の鬼との恋。その容貌があまりに美しすぎるものだから、鬼は我が身を捨てた恋に走らざるを得なくなるのだ。 [review][投票(2)]
★5春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)キリスト者、キム・ギドクの描く仏僧の一生は、やはり彼なりのスタンスから産み出される哲学に貫かれている。小坊主に背負わされた「原罪」は、その後彼が重ねてゆく行動への道標となり、それに対する老僧の「許し」は仏の慈悲であると同時に、イエスの許しとも繋がる。 [review][投票(6)]