★5 | ミークス・カットオフ(2010/米) | タイトルバックの絵に1845という数字が見える。まだ単発銃が主流の時代だ。冒頭は川を渡る場面。女たちは、籠などの荷物を持ってゆっくり歩く。牛と馬とロバも、川の中をゆっくり渡っていく。ロングショットなので、俳優の顔もよく分からない。5分くらい科白無し。 [review] | [投票(2)] |
★5 | ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016/米) | 傑作。線路の俯瞰、というか奥に山、画面手前右から列車が走ってくるショット。この監督の画面の中でも一番の絵画的なショットじゃないかと思う。フォード的、エリセ的と云ってもいいショット。続いて街の俯瞰を繋ぐ。画面奥には冬の山が見えている。 [review] | [投票(1)] |
★4 | ファースト・カウ(2019/米) | この映画が現代のシーンから始まるとは思っていなかった。大きな川。画面左からコンテナ船がフレームイン。画面を右へ横切る。野原というか、葦原のような川岸に犬。飼い主の女性と犬の画面はウェンディとルーシーを想い出す。 [review] | [投票] |
★4 | ショーイング・アップ(2022/米) | 右へ横移動とパン、素早いズームイン・アウトを使いながら、いくつかの絵(デッサン)を見せていくクレジットバック。非常に意識的な、アングルを整えるようなズームの使い方だ。この後、本編中で目立ったズームは1回程度しかない(ビルの窓へ寄るショット)。
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