フェイ・ベインターの映画ファンのコメント
明日は来らず(1937/米) 我等の町(1940/米) ダニー・ケイの牛乳屋(1946/米) 黒蘭の女(1938/米) 噂の二人(1961/米) 虹を掴む男(1947/米) 女性No.1(1942/米)が好きな人 | ファンを表示する |
ゑぎのコメント |
明日は来らず(1937/米) | なんと繊細な、肌理細やかな演出!特に、老夫婦がようやく会えたニュー・ヨークのシーンからラストまでは目を潤ませっぱなしになってしまう。ある意味、小津安二郎の『東京物語』よりも、ずっと疎外感が身に迫る。しかし、この映画にインスパイアされて『東京物語』を作り上げた小津の構築力には驚愕してしまう。 | [投票] | |
我等の町(1940/米) | ソートン・ワイルダーの有名戯曲の映画化。とても感動したので、見終わってから原作(翻訳本)を読む。戯曲と本作との一番大きな相違は、美術装置だろう。原作では明確に美術が指定されていて、「幕なし、装置なし」という、いわゆる空舞台なのだ。 [review] | [投票] | |
黒蘭の女(1938/米) | ダンス・シーンが最高に良い。ベット・デイビスの瞳に射すくめられる。しかし、後は大したことがない。ヘンリー・フォンダは胡散臭くてどうしても好きになれないし、今見るとワイラーの画面作りには概ね驚かされることがない。 | [投票(1)] | |
噂の二人(1961/米) | 本作のウィリアム・ワイラーも何か映画を勘違いしているように思う。感じたまま素直に云わせてもらえば、この映画の「過剰さ」は下品だ。勿論私のこの感想は題材に対する倫理観を表明しているものではありません。単純に演出に「品が無い」と感じるのです。 [review] | [投票] | |
女性No.1(1942/米) | セドリック・ギボンズの美術でジョセフ・ルッテンバーグの白黒撮影なのだから、ジョージ・スティーブンスは見守っているだけで、良質の映画ができあがるようなものだと思うが。 [review] | [投票(1)] |