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町田康の映画ファンのコメント

夢の後始末(1997/日) H story(2001/日) けものがれ、俺らの猿と(2001/日) ロビンソンの庭(1987/日) 黒い家(1999/日) 爆裂都市 Burst City(1982/日) 港のロキシー(1999/日) パンク侍、斬られて候(2018/日) 三人三色(2004/韓国) エンドレス・ワルツ(1995/日) 人間の屑(2000/日)が好きな人ファンを表示する

disjunctiveのコメント************

★4けものがれ、俺らの猿と(2001/日)表現主義が通俗の筋に落ち込むのを嫌う一方、筋の幾何学性への好みは否定しようがなく、表現主義に適う形で筋の痕跡を把捉しようとする。あの喫茶店で、厭々に店番を営むうちに、体は経営センスを隠せなくなってしまう。[投票]
★3黒い家(1999/日)人格障害を勇敢さと読み替えてしまう語り手の配慮は劇中人物への同一化という未熟を忌避する。大竹しのぶにメロドラマのような人物像が投影される一方で、内野聖陽が同一化の対象から脱落する。[投票(1)]
★3爆裂都市 Burst City(1982/日)群衆統制としての戦争映画創作の営みが運動会に堕してこそ、意気地という男性性のセンチメンタルな発作が捕捉できてしまう。 [review][投票(2)]
★4パンク侍、斬られて候(2018/日)ピカレスクを許容できない意匠は、社会時評を揶揄のかたちでどうしても叙述できない一方で、人間は説明できるという確信を充満させて不快な人物の不快な行為を次々と理由づける。 [review][投票(1)]