篠井英介の映画ファンのコメント
disjunctiveのコメント |
清須会議(2013/日) | 語り手としては、自分の辛辣な本性と向かい合いたくはない。ところが、その辛辣さこそ、この話の興業性を担うものに他ならない。無能というものを不快な事象として描くとき、この話は異様な光彩を放つのである。 | [投票] | |
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013/日) | 性的マイノリティを喜劇的に扱う以外に方法を知らないような、この古めかしい世界観はどうかと思ったのだが、セクシャリティを器質的な生として扱いたかった結果だと判明する。 [review] | [投票(1)] | |
探偵はBARにいる3(2017/日) | 見たいものが見られてしまう。北川景子はツンツンしているが、またどうせアレだらう、と期待して、期待通りのものが見られて、しかしアレであの修羅場は飛躍だろうと思わせる所まで期待通りである。 [review] | [投票(1)] | |
マスカレード・ホテル(2018/日) | 事実上のオムニバスに脈略を与えようとして劇伴が出来事を盛る。ロビーに入った客にオーバーアクトさせ、ホテルの格の指標とする。美術と演出がホテルの質感を保証できないのであり、バックオフィスに戻らないと画面が落ち着かない。 [review] | [投票(1)] |