★4 | 同じく加藤泰×中村錦之助の股旅物『沓掛時次郎・遊侠一匹』よりもこちらの方が好き。夏川静江、浪花千栄子、沢村貞子がさすがのバイプレーヤー振り。 (直人) | [投票(1)] |
★4 | 濃密な時間。錦之介の演技の密度の濃さはちょっと驚異的。これをつけた加藤泰の演出も驚異的。木暮美千代の母親もいい。錦之介が家を出たあと湯飲みを拾おうとし、錦之介が最前まで座っていた畳みを撫でる俯瞰カットの素晴らしさ!また浪花千栄子が盲目の三味線弾きとして登場するシーンの長回しも突出している。 (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 忠太郎がつれない母をなじる件は、観る前から飽きるほどよく知っていて、台詞も随分とくどいのに、それが錦之助の口をついて出ると、なぜこうも胸を締め付けるのだろう。(02.11.13@高槻松竹セントラル) (movableinferno) | [投票(1)] |
★4 | 情に流されてこそ長谷川伸作品!とばかりに錦之助のウエットに浸りきる快感。。紙一重の差で「おんなの流転」を生きたであろう浪花千栄子、沢村貞子、木暮実千代の哀れと、三人の人の母に公平に向けられる忠太郎の厚情に理屈を超えた倫理を見る。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 長回しがちょっとくどい気もするが、錦之介と木暮美千代の御対面シーンで炸裂する必殺ローアングル&過剰な演技に私も涙したのであった。 (ハム) | [投票] |