バタフライはフリー(1972/米)ファンのコメント
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東京の宿(1935/日) |
悲惨な状況を明るく笑い飛ばす図太さも小津の真骨頂。やはり前半の野原の場面がいい。このような広い空間における人物のアクション繋ぎも小津のハードボイルド性を際立たせる。特に岡田嘉子が野原を横切って登場するカットのさりげなさにはもう唸ってしまった。まるで『孤独な場所で』のグロリア・グレアム登場カットのようだ。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
岡田嘉子という衝撃爆弾が仕掛けられた短調小津映画。坂本と突貫小僧の繰り広げる貧窮ストーリーは、それはそれで充足しているが、登場して一瞬で映画の価値観を転倒させるミューズはそうは見たこと無い。 (けにろん) | [投票(1)] | |
『自転車泥棒』よりも13年も前にネオ・リアリスモが完成されていたとは、なんとも恐るべき話です。これが小津監督の実力か。 [review] (甘崎庵) | [投票] |