ジョン・レノン,ニューヨーク(2010/米)ファンのコメント
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012/日=仏) |
物語がタクシーの到着から始まれば、エロ教授の受難という喜劇にすっぽり収まるところを、明子に関わるリードの挿入により、奇妙と深刻が同居する曰く云い難い作品になっている。パラノイアの隣のおばさん(よくぞ撮ったものだ)に精薄の弟を配するのも同じスタンスだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票(4)] | |
監督が念入りに計算した一方通行のコミュニケーション構造を徹底した事で、スローテンポにも関わらず全編を通して緊張感があふれる。最後まで監督の世界に引きずり込まれた。 (ガリガリ博士) | [投票] | |
ストーリーだけを追うのが感興への無二の道ではない。鏡やガラスに映った擬似人格と生身の俳優との会話、そして敢えて贅肉を削ぎ取った脚本に、考えられる限りの役者の自然なアドリブをぶちまけた演技合戦。日本人俳優ばかりを使いながら、邦画とはかけ離れた冒険こそを満喫できる、キアロスタミ世界の延長線上の日本を愉しむフィルムだ。車内の娘を照らすネオンのなんと豊饒な滋味! [review] (水那岐) | [投票(4)] |