★4 | 原作既読。原作のままの話の流れ。その意味で★4つ。キチジローの「こんな私でも赦されますか?」の問いに答えられない司祭・ロドリゴ。そして彼の、自分が布教することによって信者が迫害されている、神はどうしてこのような事態を静観なさるのかとの問いには神も答えない。終始沈黙。昔から思うことだが、信仰によって迫害されたり戦争したり、不幸になるくらいなら、この世から宗教なんてなくなればいい、と思ってしまう。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★5 | 原作通り、そして原作の重要な力点を外してない。キリスト教的な一神教と日本人的な宗教観の違いなども、原作とは違う台詞にはなっていたけれどもちゃんと描写されていた。あれって日本人しか分からない理屈だと思っていたけどスコセッシは理解したんだろうか。 原作の再現度が非常に高く素晴らしい。大変満足した。 [review] (すやすや) | [投票(1)] |
★4 | キリストの福音が何なのか? その描き方が前提的、既知的で、教徒以外には理解が出来ないし、映画はそれを求めていない。沈黙なのだ。それをエピソードで補完する事は、神を矮小化する事であって、映画は壊されてしまう。それほど厳粛なキリスト教徒によるキリスト教徒の為の映画。 [review] (pori) | [投票(1)] |
★5 | 静かな緊張感に包まれながら、160分強の時間があっという間に過ぎていきました。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |