エリザ・スカンレンの映画ファンのコメント
ベイビーティース(2019/豪) 悪魔はいつもそこに(2020/米) ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019/米)が好きな人 | ファンを表示する |
ラブレス(2017/露=仏=独=ベルギー) |
足るを知らぬ愛情乞食は自らのみならず他者をも不幸にする。そんな世界では樹々や川は飽くまで薄ら寒く在り続け、ボランティアは無機的で感情交差の余地は無い。夫婦の諍いの後、唯一激情が炸裂する子どもの噛み殺した慟哭ショットは虫の観察フィルムのよう。 (けにろん) | [投票(2)] | |
これも恐るべき傑作。この厳しい作劇は、キャラクターに対して、と云うよりも、観客に対する厳しさだ。また、カメラの移動と寄り引きが相変わらず見事で一瞬もテンションが弛緩しない。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
景物映画の画面構成と齟齬を来す感傷的なカメラが社会時評の力みを隠さないために、少子化警鐘の公共広告になりかねない。それは本線の副産物として働くおじさんドキュメンタリーのような風体をももたらす。こちらの方は邪念がない分、素直に見られた。 (disjunctive) | [投票] |