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アデル・エグザルコプロスの映画ファンのコメント

愛欲のセラピー(2019/仏=ベルギー) マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020/仏=ベルギー) 動物界(2023/仏=ベルギー) インサイド・ヘッド2(2024/米=日) アデル、ブルーは熱い色(2013/仏=ベルギー=スペイン)が好きな人ファンを表示する

幸福なラザロ(2018/伊=スイス=仏=独)************

★5パシリな愚物の真正が垣間見えたころ起こる滑落だが狼に仮託された思し召しが奇跡を呼ぶ。聖人伝説の如何わしさを打破する生身のリアリティと映画的記憶の相反が絶妙で偽善者は福音から見放されるの安さは反転し高みに達する。世知辛い世に問う在るべき善。 (けにろん)[投票(1)]
★4所有せずにはいられないという人間の業をラザロの「透明さ」が私に突きつける。たいていの者は、身の丈に合った衣食住では満足できず、それ以上の“所有”を追求することが“幸福”の証しなのだと疑わず、むしろその欲求の表出を向上心という美辞を使って肯定する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3自由主義経済に耐えられぬ者たちの厭離穢土が狂信者を仲立ちに封建制を呼び寄せる。垣間見たヨーロッパ極右政党のエートスの一面という感想(含『ストロンボリ』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]