★3 | もの凄く社会的なことを訴えているはずなのに、それが高い娯楽性に包まれていて、観ていて肩を張ることがない。こうしたバランスの良さで映画が作られたら嬉しい。 (タモリ) | [投票] |
★4 | 無骨な三人からは想像もできない繊細な人間ドラマが展開される。ヘンリー・フォンダの自信に満ちた早撃ちに目を見張り、アンソニー・クイーンの狡猾さに翻弄され、キレそうでキレないリチャード・ウィッドマークから目が離せない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | いわゆる「やおい」の匂いがする西部劇は沢山あるが、そのなかでもこれは傑作の部類に入るだろう。また、英雄と凡人という図式、人間の暗黒面への掘り下げなどは五十年代の西部劇だと感じさせてくれる。もちろん一番良いのはブチ切れるフォンダだけどね。 (ハム) | [投票] |
★4 | 勧善懲悪、白人とインディアンの二項対立から人の内面の二項対立へと西部劇が変わっていく過渡期の、よく出来た作品。だからスカッとしないのだが、それほど重苦しくもないのは、出来過ぎのラストにも原因がありそう。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★4 | 何しろ前半を堪えれば後半はなかなかよろしい。かなり複雑なドラマが入り組んで来るのだが、それでいて上手くまとまっているのはドミトリクの手腕だろう。善悪の区別がつかないところも混乱を招くだけで終わっていないのがいい。50年代後半から現れるこの手の後味の悪い西部劇の中では良く出来ている部類。 (ゑぎ) | [投票(1)] |