小野正子の映画ファンのコメント
トマトケチャップ皇帝(1971/日)が好きな人 | ファンを表示する |
エンドレス・ワルツ(1995/日) |
70年代という閉塞感の中で、彼らのように生きた若者は多かった、彼らのように行きたかった若者は多かった。恐ろしいまでの究極の生き様、究極の愛の形。レオス・カラックスの『ポンヌフの恋人』といった世代の原点。 (SUM) | [投票] | |
『ベティ・ブルー』のように自我が相克し自傷にまで至る男女の腐れ縁を日本を舞台に描いて嘘っぽくないのが驚異でさえある。ただ、若松演出が新しいわけでもない。完璧に圧倒的なのは主演の2人。一種の憑依が促したかのようなリアクションの応酬。 (けにろん) | [投票(1)] | |
刹那な人生を過ごした二人を若松が若松らしく描いている。主演の二人の演技は鬼気迫るものがあり、観ているこちらも息苦しくなるのだが それでも目が離せない。昭和とは確かにこんな側面があった。みんなどこに向かっていたのか、それでも前にはがむしゃらに進んでいた。こんなに意識的に昭和にかじりついている監督、もういないなあ。 (tkcrows) | [投票(1)] |