コメンテータ
ランキング
HELP

レイモン・ペルグランの映画ファンのコメント

ローマの女(1954/伊) ギャング(1966/仏) 禁断の木の実(1952/仏) 皇帝のビーナス(1962/伊=仏) 日曜日には鼠を殺せ(1964/米)が好きな人ファンを表示する

肉体の冠(1952/仏)************

★5水も滴るメロドラマ。川の流れはとろりと甘く、木漏れ日は優しく、夜の町はいかがわしく、策略は容赦無く、死はただ痛ましく…。昔の白黒映画は何故こうも艶めかしいのだろう? ()[投票]
★5全く逡巡しない(考え込まない、というより考えていたとしても考え込む素振りを見せない)人物たちのかっこよさよ!ビンタなど簡潔で乾いた運動の積み重ねが映画全体を躍動させ、クローズアップの照明もばっちり決まっていて美しい。殺伐とした描写の中に水辺での再会のようなルノワール的官能性を漲らせる場面まであるのだからたまらない。もう文句なしです。 (赤い戦車)[投票(1)]