カミールの映画ファンのコメント
ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン(2007/仏) エリザベート1878(2022/オーストリア=ルクセンブルク=独=仏)が好きな人 | ファンを表示する |
自由への闘い(1943/米) |
冒頭ねこを小脇に抱えて階段を降りてくるチャールズ・ロートンを見ただけでなぜかもう涙腺が決壊。チャップリン『独裁者』に対してさえ斜に構えずにいられない私ですらこのロートンの演説には参ってしまう。それはルノワールの重層的な演出のためだ。その一挙手一投足が映画を豊かにするロートンの偉大な演技のためだ。 (3819695) | [投票(2)] | |
易きに流れるゆるやかな諦観は「妥協」という言い訳となって人の心を浸食する。ドイツ軍に侵攻されたフランスのアイデンティティ危機を、無自覚な母の庇護のもとで無自覚に日々をやり過ごす中年教師の覚醒に仮託して自己回復をうながすルノワールの大衆啓蒙の巧み。 (ぽんしゅう) | [投票] |