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紙の花 (1959/インド)
Kaagaz Ke PhoolPaper Flowers
製作 | グル・ダット |
監督 | グル・ダット |
脚本 | アブラール・アルヴィー |
撮影 | V・K・ムールティ |
美術 | M・R・アチュレカル |
音楽 | S・D・バルマン |
衣装 | ブハーヌ・マティ |
出演 | グル・ダット / ワヒーダー・ラフマーン / ジョニー・ウォーカー / ベビー・ナーズ / ヴィーナー |
あらすじ | 端的には,孤独な男女が巡りあい,引き裂かれる様を描いたメロドラマである.が,娯楽要素のてんこ盛りを常とするインド映画にあって,不釣合いな愁いを描く本作に,見る者は「時の見事な残酷さ」を目撃する.かもしれない,グル・ダットの愁いが魂に突き刺ささる148分.本作はダットが監督としてクレジットした最後の作品であり,インド映画初のシネマスコープ作品でもある. (moot) | [投票] |
驚異的な光線処理を含む照明と撮影の共鳴関係は今なお教本レベル。クレーン昇降のタイミングや、ドリーバックの速度など長所はいくらでも挙げられるが、とりわけヒロインへのエキストリーム・ズームアップには陶然とさせられる。テーマの苦さとユーモアの混交が優れた作品。 (ジェリー) | [投票] | |
ヒロインが撮影所のセットの中に迷い込んでしまうシーンが印象的。真っ暗な室内に一筋の光が差し込む、『市民ケーン』ばりの鮮烈なショットには瞠目。華やかな歌唱シーンと陰鬱な物語が同居している不思議な作品だが、ドラマチックな展開はいかにも映画的だ。 (太陽と戦慄) | [投票] |
Ratings
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計 | 5人 | 平均 | (* = 1)
POV
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