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破れかぶれ (1961/日)
監督 | 蔵原惟繕 |
脚本 | 山田信夫 / 阿部桂一 |
原案 | 山崎巌 |
撮影 | 間宮義雄 |
美術 | 千葉一彦 |
音楽 | 佐藤勝 |
出演 | 川地民夫 / 郷えい治 / 渡辺美佐子 / 内藤武敏 / 和田悦子 |
あらすじ | オートバイを駆り地元の暴力団の情報屋として小銭を得ながら、将来の展望もなくその日暮らしの青年・光夫(川地民夫)は、場末のバーのマダム加代(渡辺美佐子)と同棲していた。年上の加代を"おばさん”と呼ぶ光夫。加代はそんな光夫を溺愛し、少ない売り上げをやり繰りしながら光夫を自立させようとしていた。しかし、加代の気持ちを知ってか知らずか、光夫の無軌道な生活は治まるどころか増々エスカレートしていくのだった。そしてボクサー崩れのバーテンダー木島(内藤武敏)は、二人のいびつな依存関係をある思いを抱きながら見ていた。すれ違う愛をスタイリッシュに描く蔵原惟繕の日活ハードロマンス。(シネマスコープ/モノクロ/68分) (ぽんしゅう) | [投票] |
話は、将来という概念の欠落した若造(川地民夫)と、実態としての将来が描けない三十路女(渡辺美佐子)の「共依存&偏愛どん詰まり」もの。ともすれば感情まかせの役者の力演に頼りがちな設定だが蔵原惟繕演出は二人の行動を淡々と追うだけ。実にクール。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
母性愛溢れる女がひたすらクズ野郎に尽くすベタな物語ではあるが、川地民夫も渡辺美佐子も素晴らしい存在感。しかしそれ以上に、ロケ撮影のカメラワークや室内シーンの照明が最高にかっこいい。走る描写のダイナミズムも良いが、何と言ってもラストカットに痺れまくった。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] | |
余りにも仕方のないチンピラ川地民夫が行く先々で借金を増やし続ける「俺の借金全部でなんぼや」の世界。蔵原は全盛期突入モード、うらびれた渡辺美佐子がここでもとても素晴らしい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
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マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] |
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